一人暮らしの部屋探し 失敗しない賃貸物件選び

一人暮らしのアパートやマンションなど賃貸物件を選ぶときに注意するポイントをご紹介していきます

間取り図に使われる略語

不動産会社の募集チラシなどに載っている間取り図には、室内の設備などが決められた記号や略語で表記されています。 初めて部屋探しをする人にとっては見慣れない記号が並んでいると難しく感じるかもしれません。 記号の意味を覚えておけば、間取り図を見ただけで何がどこにあるのかわかり、図面の上でもお部屋のイメージがわかるようになります。

部屋の広さは専有面積で判断しよう

間取り図は、部屋全体を一定の縮尺で部屋を真上から見た状態で書かれた図面です。 単身用の物件では主に、「1K」「1DK」「1LDK」などといった部屋で探す場合が多いと思います。 不動産会社によって「K(キッチン)」「DK(ダイニングキッチン)」の定義があいまいなので、実際「1K」よりも狭い「1DK」の部屋というのもあります。 また、募集図面に添付されている間取り図は、必ずしも正しい縮尺で書かれているとは限らないので実際の部屋の広さは図面に書かれている専有面積で確認しましょう。

間取り図だけではわからないところは自分の目で確かめて

部屋探しをする時に、物件の間取り図は重要な役割をします。 しかし、実際の部屋には図面ではわからない部分が多くあります。 最近、インターネットで物件を紹介しているサイトでは、内装や建物の外観、周囲の環境などの写真や動画が見られるものもありますが、 実際に現地に行ってみて自分の目で、日当たりや内装、部屋の臭い、共用部分の雰囲気やゴミ捨て場などがきれいになっている、外からの騒音などを確認することをおすすめします。

ある程度のことは、不動産会社の担当者に聞けば教えてくれると思いますが、人によって物件に感じる感じ方は違います。 間取り図で気に入った物件を見つけたら、不動産会社に内見の予約を入れて見に行ってみましょう。 これから、何年かは生活する場所を決めるのに大事な作業です。 物件選びを後悔しないようにしっかり自分の目で見極めましょう。

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間取り図に使われる主な略語一覧
記号意味
K キッチン(キッチンの広さが4.5畳以下の場合が多い)
DK ダイニングキッチン(キッチンの広さが6畳程度の場合が多い)
LDK リビングダイニングキッチン(キッチンの広さが6畳以上の場合が多い)
UB ユニットバス。お風呂・トイレ・洗面台が一緒になっている3点ユニットになっている場合とお風呂とトイレが一緒になっている場合がある
CL クローゼット収納
WCL ウォークインクローゼット(大型の作り付けの洋服ダンス)
PS パイプスペース。配水管や電気ケーブルなどが入っている
MB メーターボックス。電気、ガス、水道などのメーターが入っている
SB シューズボックス。作り付けの下駄箱
洋室
和室
玄関
押入れ