一人暮らしの部屋探し 失敗しない賃貸物件選び

一人暮らしのアパートやマンションなど賃貸物件を選ぶときに注意するポイントをご紹介していきます

賃貸契約の時にかかるお金

部屋を借りる時には、家賃以外にもいろいろな経費がかかります。 賃貸借契約を結ぶときには、敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、火災保険料などを一括で払うのが一般的です。 最近では、敷金や礼金などの初期費用ゼロなんて物件もありますが、気に入った物件が敷金や礼金がない物件の当たるとも限りません。 また、敷金や礼金がない物件の場合、契約時に費用がかからなくても契約書の特約に、「退去時に2年以内の解約は、違約金家賃の○ヶ月」などと書かれている場合や、更新時の更新事務手数料が相場よりも高かったりということもあるので注意が必要です。 選ぶ物件によって、初期費用の金額は変わってきますが、予算として家賃の5~6か月分をくらいは用意しておきましょう。 また、関東では敷金と礼金両方を支払う場合が多いですが、関西では敷金のみで礼金がないのが一般的です。 敷金の相場は、関東よりも高く、さらに解約するときに敷金の数か月分は、敷引きといって敷金から自動的に引かれて返金になります。

家賃交渉や値引き交渉のタイミング

賃貸物件を借りる時、できることなら毎月払う家賃はできるだけ安い金額で契約したいものです。 正式に契約する前であれば、月々の家賃や礼金の値引き交渉をしてみることも可能です。 値引き交渉をしやすいのは、礼金です。 礼金は、貸主が契約者からもらうお金ですが、実質、貸主が管理会社や不動産会社に広告手数料という名目で支払う手数料に充当されることが多く、礼金が家賃の1ヶ月分の場合は、交渉は難しいかもしれませんが礼金が2ケ月分の場合は、1ヶ月分になることもあるのでダメでもともとだと思って不動産会社の担当者に相談してみましょう。

値引き交渉してもらいやすい物件は?

値引き交渉をしてもらいやすい物件は、長い間空室だったり、部屋の条件が悪い物件などの場合です。 また、単身用の1Kや1DKの物件は、4月のシーズンを過ぎると秋の転勤が多くなるシーズンまで空室になる可能性があるので、礼金や家賃を多少値引きしても空室である期間をなくしたいという思いから交渉に応じてくれる場合があります。 礼金や家賃が下がらなくても、契約日から1ヶ月分の賃料は免除というフリーレントで契約をしてもらえる場合もあります。 ただ、契約希望者が他にもいるような人気物件の場合は、下手に値引きを交渉すると、家主に支払能力がないと思われてしまって入居審査で落ちてしまう原因になることもありますので注意が必要です。 値引きの相談は、自分の希望物件の条件を見極めてからにした方が良いでしょう。